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オプションには偏りがある

こんにちは山口です。

前回のオプションの損益図の続きです。

 

日経先物(原資産)は同じ幅なら上がるのも下がるのも所詮確率50%ですよね。

 

その確率50%に対して、日経先物(FX、株、その他一般的な金融商品)は利益も損失も同じです。

500円上がれば500円利益、500円下がれば500円損失(買いの場合)

当たり前ですよね。

 

ところがオプションは、日経先物(原資産の値動き)の確率50%に対して利益と損失が違うのです。

500円上がれば500円利益、500円下がれば300円損失(例のコール買いの場合)

500円上がれば300円利益、500円下がれば500円損失(例のコール売りの場合)

 

投資をコイントスに例えると

コイントスはご存知でしょうか?

 

コインを上に投げて、投げて表か裏のどちらか当てるゲームです。

確率は2分の1、50%ですよね。

 

FX、先物、株の場合

一般的な投資は、コイントスで表か裏かを当てて、当たれば500円もらえて、はずれれば500円支払う、というゲームと同じ事なのです。

50%(1/2)の確率で+500円になるか-500円になるか、つまり

50%(1/2)×500円=250円

50%(1/2)×-500円=-250円

 

期待値0円

やればやるほど0円に近づいていきます。

 

これに過去のコインの裏表の統計(テクニカル)とか、コインを投げる時の状況、今は風が強いから(ファンダメンタルズ)などで確率をあげようとしているのです。

 

利益幅や損切幅を2:1に変えても同じです。

コインを2回投げる、1回目裏が出たら-500円で終了、2回表が出たら1000円、裏が出たら無効試合(再スタート)

(0から500円上がる確率と、-500円の損切になる確率は1/2、500円上ったあと更に500円上って利益確定になる確率と-500円になって0に戻る確率は1/2)

1/2×-500=-250

1/2×1/2×1000=250

 

期待値0円

やればやるほど0円です。

 

オプションの場合

500円上がれば500円利益、500円下がれば300円損失(例のコール買いの場合)

500円上がれば300円利益、500円下がれば500円損失(例のコール売りの場合)

偏りのあるオプションなら楽勝な気がしますよね。

コイントスで表か裏かを当てて、当たれば500円もらえて、はずれれば300円支払うわけですから…

 

ところがそんなに上手く行かず、オプションの場合は、主催者と参加者、元締めとプレイヤー、麻雀だと親と子のような関係が絡んできます。

ゲームに参加するには、参加者は主催者に参加費、諸場代を、払わないといけないのです。

 

300円の参加費を主催者にまず支払います。そしてコイントスをして表が出れば500円もらえます。裏が出たら参加費もらってるからチャラでいいよ、というルールです。

1/2×(500-300)=100

1/2×-300=-150

 

期待値-50円

このルールだと参加者は、ゲームを続ければ続けるほどお金が減っていきます、主催者はボロ儲けです。

 

でもこれだと誰も参加しませんよね、なので主催者はゲームに参加してもらうために、参加者に夢を見せます。

 

いつものルールが90%なのですが、たまにラッキーチャンスとして利益度外視で

参加費300円。コイントスをして表が出れば1000円もらえます。裏が出たら参加費もらってるからチャラでいいよ、というルールを、参加者、主催者ともにはわからないように仕掛けています。

 

コインを投げて結果が出たあとにWチャンス!として1/10の確率のラッキーチャンスくじを主催者が引くのです。

しかも参加者が貰える金額は1000円固定ではなくてランダムです。2000円の時もあれば、確率は低いですが5000円の時もあります。

 

1000円の時だと

1/2×(1000-300)=350

1/2×-300=-150

 

期待値200円

このルールの時は参加者は、ゲームを続ければ続けるほどお金が儲かり、主催者は大赤字です。

 

オプションの投資はコイントスで例えるとこんな感じです。

 

オプションなら胴元、元締め、主催者になれます

そして、オプション投資の場合は、参加者にも、主催者にも簡単になれるんです。

 

参加者になりたい場合は、オプションの買いを選びます。

オプションの買いが参加者

 コールオプション買い

 プットオプション買い

 

主催者になりたい場合は、オプションの売りを選びます。

オプションの売りが主催者

 コールオプション売り

 プットオプション売り

 

ただし、主催者になったとしても、ラッキーチャンスで参加者が有利になるゲームを避けることは出来ません、完全ランダムなので、元締めになった途端大赤字のゲームに当たることがあります。

 

オプションの有利不利

つまりオプションはFXや株、先物と違い、買いと売りの間に有利不利が存在します。

基本的に

 買い=参加者は不利

 売り=胴元、主催者は有利

です。

ただしラッキーチャンスでは逆転しますが…

 

このように、オプションにはFXや株、先物にない偏りがあるので、上手く利用すれば勝てそうな気がしませんか?

 

さらにオプションにはFXや株、先物にはない「絶対の法則」が存在するので、確率50%の世界から抜け出す事ができるんです。

 

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