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日経平均の変動が小さいことを予測する戦略
こんにちは山口です。
今回は日経平均の変動が小さいことを予測する時に使えるショートストラングルを紹介して行きます。
ショートストラングル
同じ限月、異なる権利行使価格のコールとプットを同時に売ります。
最大利益はコールとプットのプレミアム（価格）に限定されます。
日経平均株価が大きく変動した場合は損失になります。
損失は無限大です。
ショートストラドルの損益図
具体的には？
ATM20000円の時
コール20500円を200円で売り
プット19500円を220円で売り
この場合最大利益は
（200+220）×1000倍＝42万円
損益分岐点は
20500+(200+220)=20920円
19500-(200+220)=19080円
SQ値が、この範囲内におさまれば利益になります。
ただし損失は無限大となるので、予想外に相場が動いた場合は損切りなどする必要があります。
オプションの最大の特徴である時間的価値の目減りを利益に変える戦略になります。
ショートストラドルとショートストラングルの違い
同じ日経平均の変動が小さいことを予測する戦略のショートストラドルとどこが違うかというと
ショートストラドルに比べて、ショートストラングルは最大利益が減少します。
ただしそのかわりに、ショートストラングルはショートストラドルよりも、大きな日経平均株価の変動でも利益に変えられるので勝率が高くなります。
大きなイベントを控えている時に、「イベントでは大した発表がない」と予想して相場が動かないことに賭けるときショートストラングルを使うとすぐに利益になる可能性が高いです。
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